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三菱UFJ銀行からの寄附に基づき、新たなスタートアップ支援事業を展開します

2024年4月11日

当機構では「T-PRACTISS」構想を掲げ、東海地域においてダイナミックに循環する価値創造の流れを創出し、地域社会の活性化実現を一つの目標としています。具体の取組として、研究者と企業との共同研究や起業活動の支援等を行うなど、研究成果の社会実装とスタートアップ育成、支援を強化しているところです。

 

産学官の連携を深めている中、さらに金融機関を加えた産学官金連携の一環として、このたび株式会社三菱UFJ銀行より、寄附というかたちで当機構の取組(TOIS事業、VC事業)に対する支援をいただきました。

 

4月10日には共同記者会見を行い、今回の寄附に関する趣旨説明、及び当機構が推進する産学官金連携の取組について発表しました。

今回の三菱UFJ銀行からのご支援を通し、これからも当機構はこの地域の産業の活性化と新産業の創出に貢献して参ります。

 

TOIS事業の概要

社会と大学との知を通じた社会変革を促すことを目的として2018年に名古屋大学にオープンイノベーション推進室を設置。その事業の一つとして、社会(企業)とアカデミア(大学、機構)との距離を縮め、優れたシーズと研究者が社会課題を共に解決するためのオープン、フラットそしてフェアなサロン的活動であるTOIS事業(TOKAI OPEN-INNOVATION SALON)を実施している。今後、社会実装に向けた試作活動を支援する予定。

 

VC事業の概要

当機構のスタートアップ支援施策として、アントレプレナーシップ教育、起業準備段階のシード支援などを実施中。これからは、起業後の支援をより加速させるため、スタートアップが拡大・成長するに至る過程の伴走支援、及びリスクマネーの供給が必要と考え、当機構の子会社であるTII(Tokai Innovation Institute)のもとに、新たにベンチャーキャピタル(VC)を設立することとした。

 

 

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左から、TII・小池代表取締役、松尾機構長、三菱UFJ銀行・高原取締役副頭取執行役員、同・小野寺常務執行役員

 

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