7月19日、永岡桂子文部科学大臣が生命科学領域において初の文部科学省「大規模学術フロンティア促進事業」として採択された「ヒューマングライコームプロジェクト(英語名:Human Glycome Atlas Project:HGA)」(代表:門松健治 東海国立大学機構・理事)を推進する国立大学法人東海国立大学機構糖鎖生命コア研究所岐阜研究棟を視察されました。
松尾清一東海国立大学機構長、吉田和弘岐阜大学長らとの意見交換に始まり、門松健治糖鎖生命コア研究所長、安藤弘宗同副所長から糖鎖研究の概要説明がなされた後、意見交換が行われました。永岡大臣からは、「文部科学省として本プロジェクトを応援していきます」と激励の言葉をいただきました。
引き続き研究棟内の最先端設備の視察が行われました。永岡大臣は、研究者からの詳細な説明に熱心に耳を傾けられ、糖鎖研究の最前線を肌で感じられたようでした。その後、永岡大臣と糖鎖研究に携わる学生との交流会が行われました。学生からは、博士課程進学の理由や将来の希望、研究活動する上で困っていることや要望、糖鎖研究の面白さなどが語られ、垣根のない自由闊達な意見交換が行われ、参加した学生にとっては、生命科学の未来を担う若手研究者として大変貴重な機会となりました。
なお、本視察には文部科学省から、大越貴陽大臣秘書官、石川仙太郎大臣秘書官、国分政秀大臣秘書官、櫻木瑤子大臣報道官、黒沼一郎大学研究基盤整備課長が同行されました。
研究棟前おいて記念撮影。
永岡大臣を中心に、前列左から門松所長、石川秘書官、松尾機構長、吉田岐阜大学長、国分秘書官、髙橋局長
後列左から木塚教授、安藤副所長、黒沼課長、佐藤教授、平林特任教授
研究棟において、研究者から最先端設備の説明を熱心に聞き入る永岡文部科学大臣
糖鎖研究に携わる学生らと、垣根なく自由闊達に意見を交換する永岡文部科学大臣