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糖鎖生命コア研究所岐阜研究棟の開所記念式典を挙行しました!

2023年5月15日

令和5年5月15日(月)、糖鎖研究の新たな研究拠点である「糖鎖生命コア研究所 岐阜研究棟」の開所記念式典を、岐阜大学構内において挙行しました。

東海国立大学機構は、文部科学省「大規模学術フロンティア促進事業」として「ヒューマングライコームプロジェクト(英語名:Human Glycome Atlas Project:HGA)」(代表:門松健治 東海国立大学機構・理事)を推進しており、この研究棟は本プロジェクトの研究中核拠点として整備されたものです。

 

式典には、文部科学省から森晃憲研究振興局長、瀬戸信太郎大臣官房文教施設企画・防災部計画課長、岐阜県から河合孝憲副知事、フランス国立科学研究センターからJacques Maleval東京事務所長らが出席しました。

森研究振興局長は、「『ヒューマングライコームプロジェクト』を推進する中、新しく建設されたこの岐阜研究棟が、世界最高水準の優れた糖鎖研究の拠点となり、我が国が世界の糖鎖研究を先導していくことを期待しております」と祝辞を述べました。

また、松尾機構長からは「糖鎖は生命活動に欠かせない重要な分子群ですが、本格的な研究は進んでいないのが現状であり、糖鎖研究を一層加速させようと決意を新たにしました」と述べ、吉田学長、杉山総長の挨拶の後、門松所長からは「糖鎖科学は日本が牽引してきた分野であり、このプロジェクトは日本が先鞭を切り、世界をリードしていきます」と語りました。

 

式典後は内覧会が参加者に対し行われ、続いて「ヒューマングライコームプロジェクト特別シンポジウム2023」がハイブリッド開催され、国内外より約300名の研究者・学生が参加しました。生命科学の未来のための学術のフロンティアを切り開く先端的なプロジェクトの門出となる貴重な機会となりました。

 

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祝辞を述べられる森文部科学省研究振興局長

 

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研究棟内覧会において、研究者の説明を熱心に聞き入る来賓者ら

 

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 「ヒューマングライコームプロジェクト特別シンポジウム2023」において、
国内外の糖鎖研究者が一堂に会し、門松所長を中心に集合写真を撮影

 

詳細は以下のページからご覧いただけます。

 

糖鎖生命コア研究所ホームページ

 

 

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