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東海国立大学機構が「WIPO GREEN」のパートナーとして国立大学法人で初の参加表明

2020年11月18日

2020年11月13日(金)、澤井智毅世界知的所有権機構(以下、WIPO)日本事務所長が名古屋大学を訪問し、松尾清一 機構長、森脇久隆 大学総括理事・副機構長、佐宗章弘 機構長補佐(名古屋大学副総長、学術研究・産学官連携推進本部長)、神原信志 教授(岐阜大学学術研究・産学官連携推進本部副本部長)と会談しました。

会談では、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けたイノベーションの果たす役割等について意見交換を行い、松尾機構長は、東海国立大学機構が、WIPOが運営する環境技術の技術移転を促すためのプラットフォーム「WIPO GREEN」のパートナーとしての参加を表明しました。

 

 左から、澤井所長、森脇副機構長(オンライン参加)、神原教授(オンライン参加)、佐宗機構長補佐、松尾機構長

左から、澤井所長、森脇副機構長(オンライン参加)、神原教授(オンライン参加)、佐宗機構長補佐、松尾機構長 

 

WIPO GREEN は、低炭素な未来への移行を支援する環境に優しいテクノロジーの採用と利用を拡大するために、そのテクノロジーのイノベーションと移転を促進かつ加速させることを目指して、 2013 年に設立された官民パートナーシップで、環境技術のイノベーターと、環境技術を探している人達と、環境に優しい技術を支援する公的および私的団体と、グリーンイノベーションやその他関係分野の専門家とを繋げます。WIPO GREENの柱であるデータベースには3,800件以上の環境技術が登録され、1,500以上のユーザーに利用されています。

WIPO GREENにはこれまで、政府機関、業界団体、企業、大学など100を超えるパートナーが参加していますが、日本から国立大学法人としての参加は今回が初めてとなります。

 

WIPO GREENホームページ

 

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