アカデミック・セントラル

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勇気をもってともに未来をつくる

東海国立大学機構が目指す教育

デジタル革命やグローバル化が急速に進展し、社会が急激に変化する今日、世界は環境問題や人口問題など様々な社会課題に直面しています。また、産業構造も大規模かつ急速に変化することが予測され、岐阜大学と名古屋大学が位置するこの東海地域も、その変化に対応していく必要があります。このような課題を解決するために、新たな価値を創造して、世界や地域に貢献できる人材が求められています。

東海国立大学機構は、こうした社会課題に対して新たな価値を創造して対応できる人材を世界や地域に送り出していくことを目標とし、「勇気をもってともに未来をつくる」を教育の共通理念として掲げました。また、学生の皆さんが身につけるべき新たな価値を創造できる力を「考え抜く力」「進める力」「伝える力」と位置付け、これらの力を育成するための取組を進めていきます。

また、「ともに未来をつくる」には、従来の教員が学生に対して教えるという教育だけではなく、学問分野や国境、世代を超えて、学生の皆さんだけはなく社会の多様な人々が集い、皆で考えてともに成長していくという意味も込めています。

東海国立大学機構では、両大学の教育関係組織を連携させ、この理念に基づいた教育を創造し推進するための組織としてアカデミック・セントラルを設けました。

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アカデミック・セントラルの取組

アカデミックセントラルでは、重点推進施策として

 

「学修者本位の教育」の実現

  • 教育体系・教育内容・授業評価法の確⽴
  • 「⾒える化」を通した教育改善の推進

 

「学修者本位の教育」の実現に向けた意識改革

  • ⼤学教育研究会(仮称)の設置
  • 意識改⾰を系統的に推進する取組の推進

 

次世代の教育へのチャレンジ

  • 試⾏的な取組の奨励と成果の共有
  • QTA・GSI 制度の構築と活⽤
  • 次世代の教育のための環境整備

 

を掲げ活動しています。

 

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取組の事例

大学院・社会人を対象にした数理・データ科学教育

 

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岐阜大学・名古屋大学の大学院生と、社会人の受講者が参加して、企業から提供されたデータをもとに実社会の課題について分析し、課題解決を図る「データサイエンティスト育成事業」を実施しています。

 

遠隔講義システムを活用した英語による講義

 

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Studium Generaleとは、 ヨーロッパで800年の伝統をもつ“開かれた”様式の大学のことを指します。教員が、様々なトピックで初心者にも分かりやすく、噛み砕いた講義を英語で開講します。岐阜大学と名古屋大学のキャンパスを結んだライブ中継で実施し、両大学の学生が、どの会場からも受講することができます。